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おしりから出血…痔?それとも大腸の病気?【薩摩川内市 上小鶴外科胃腸科】

[2025.10.24]

おしりからの出血はどんな症状?

おしりから出血があると、誰でも不安になるものです。
出血の原因は痔だけでなく、大腸の病気が関係している場合もあります。早めに原因を把握することが大切です。

血の色や量でわかる違い

  • 鮮やかな赤色の出血:排便時に便に付着するような場合は、いぼ痔や裂肛の可能性があります。

  • 暗赤色・黒っぽい血:便と混ざっている場合は、大腸ポリープや大腸がんなど大腸の病気が原因のこともあります。

  • 少量の出血でも要注意:出血量が少なくても、長く続く場合は早めの受診が推奨されます。

出血時に注意すべきサイン

  • 出血が繰り返す、または長引く場合

  • 便通の変化(便秘や下痢、便の形状の変化)を伴う場合

  • おしりに痛みやしこり、かゆみがある場合

  • 血と一緒に粘液や膿が出る場合

これらの症状がある場合は、自己判断せず専門医に相談することが重要です。
薩摩川内市 上小鶴外科胃腸科では、問診や内視鏡検査を通して原因を丁寧に診断し、必要に応じて内科的治療や専門外科への紹介を行っています。

痔(じ)とは? 

痔とは、肛門周囲の血管や組織に起こるトラブルの総称で、いぼ痔、切れ痔、痔ろうなどがあります。
日本人の多くが一生に一度は経験するといわれるほど身近な病気ですが、症状や重症度によって治療法は異なります。

いぼ痔(内痔核・外痔核)

  • 内痔核:肛門の内側にできる痔で、排便時の出血が主な症状です。痛みは少ないことが多いですが、脱出してきて違和感を感じることがあります。

  • 外痔核:肛門の外側にできる痔で、血栓ができると激しい痛みを伴うことがあります。出血も見られる場合があります。

切れ痔(裂肛)

  • 排便時に肛門の皮膚が切れることで起こる痔です。

  • 出血とともに排便時の強い痛みが特徴で、慢性化すると排便が怖くなり便秘を招くこともあります。

痔ろう(痔瘻)

  • 肛門周囲の膿瘍が原因で、肛門の内側と外側をつなぐトンネル状の通路(瘻管)ができる状態です。

  • 排膿や慢性的な痛み、しこりを伴うことがあり、手術が必要になる場合があります。

症状と生活への影響

  • 出血・痛み・かゆみ・違和感が主症状で、日常生活や仕事に支障をきたすこともあります。

  • 早期に原因を把握し、内科的治療や生活習慣の改善を行うことで、多くの場合症状の改善が期待できます。

大腸の病気による出血の可能性

おしりからの出血がある場合、痔だけでなく大腸の病気が原因のこともあります。
特に血の色や便の状態、出血の持続によって注意が必要です。早期発見・早期治療が大切です。

大腸疾患イメージ

大腸ポリープ

  • 大腸の粘膜にできる小さな隆起で、多くは自覚症状がほとんどありません。

  • 出血がある場合、便に血が混ざることがあります。

  • 放置すると大腸がんに進行する可能性があるため、定期的な検査が重要です。

大腸がん

  • 初期は自覚症状が少ないことが多いですが、進行すると便の混ざった出血や便通異常、腹痛などが現れます。

  • 出血が続く、量が増える、便の形が細くなるなどの変化がある場合は、速やかな受診が必要です。

炎症性腸疾患(IBD)

  • 潰瘍性大腸炎やクローン病などがあり、慢性的な下痢や血便、粘液便を伴うことがあります。

  • 若い世代でも発症する可能性があり、症状が続く場合は専門的な診断が必要です。

当院のIBD(炎症性腸疾患)専門外来についてはこちらをご覧ください

★当院の内視鏡検査室★

診察の流れ

問診・症状の確認

出血の頻度、便の状態、痛みの有無などを詳しく伺います。

視診・触診

肛門周囲の状態を目で確認し、しこりや腫れ、裂け目の有無を調べます。

検査

必要に応じて肛門鏡検査や大腸内視鏡検査、便潜血検査を行います。

症状や出血の原因を正確に把握することが目的です。

診断・治療方針の説明

内科的治療(薬物治療、生活習慣改善)や、必要に応じて外科的治療の紹介を行います。

患者さまが納得したうえで治療を進められるよう、丁寧に説明します。

自宅でできる対策と注意点

おしりの出血や痛みは、日常生活でのちょっとした工夫で症状の悪化を防ぐことができます。
ただし、症状が続く場合は自己判断せず医療機関に相談することが重要です。

便秘・下痢の対策

  • 便秘対策:食物繊維を豊富に摂る(野菜・海藻・きのこ類)、水分を十分にとる、適度な運動をする。

  • 下痢対策:刺激物や脂っこい食事を控え、腸内環境を整える食生活を意識する。

  • 排便時にいきみすぎないよう心がけることも大切です。

食事や生活習慣の工夫

  • 高脂肪・甘いもの・アルコールの過剰摂取は控えめにする。

  • 長時間座る場合はこまめに立ち上がって体を動かす

  • 肛門周囲を清潔に保つが、洗いすぎ・強くこするのは逆効果になることもあります。

市販薬の使用と注意点

  • 軟膏や坐薬で一時的に症状を和らげることは可能ですが、出血や痛みが続く場合は根本治療になりません

  • 自己判断で長期間使用せず、症状が改善しない場合は早めに受診しましょう。

まとめ

おしりからの出血は、痔だけでなく大腸の病気が原因である場合もあります。
血の色や量、便通の変化、痛みや違和感の有無を目安に、早めに医療機関で診察を受けることが大切です。

ご不明な点は気軽にお電話にてお問い合わせください。

当院のホームページはこちらをご確認下さい


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